パタンナーの仕事


パタンナーとは、服を作り出す上で、非常に重要な役割を担う人たちです。

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デザイナーがいても、パタンナーがいなければ服は完成しません。

しかし、日本社会の中では、デザイナーほどに知られていない職種ですし、人によっては、デザイナーのアシスタントのような役割だと思っている人も少なくありません。

これは、日本において、ファッション業界というものの地位がそこまで高くなく、海外に比べて遅れを取っている産業であることが関係しているのだと思います。

●パタンナーの業務とは
パタンナーの仕事というものが、どういうものか、ファッション業界に関わっていない人はあまり知らないと思います。

そこでここでは、どういったものかを説明していきたいと思います。

簡単に言うと、洋服を立体的にするために、型紙にデザインを起こす人のことです。

ヨーロッパでは、腕のあるデザイナーでも、同じくらいに腕のあるパタンナーを使わなければ、いい洋服は作れないと言われています。

描かれたデザインは全て平面です。

それを立体的にするのは、パタンナーの仕事です。

デザイン画を生かすも殺すもパタンナー次第です。

その服を、デザイナーの思う通りに仕上げる腕が必要です。

その服の形、シルエットやボタン、ポケット、レースの模様など、細部に至るまで、デザイナーと二人で調整していきますので、ファッション感覚は重要です。

●どんな人が向いているのか
ファッションの世界に憧れる人は非常に多いですが、誰でも希望の職種に就けるというわけではありません。

パタンナーになる人には、向き不向きがあります。

パタンナーを目指す人は、平面のものを立体にする力が不可欠です。

立体的に作り上げる時に、1ミリ単位のズレでも、その洋服の出来を大きく左右しますから、細部にまでこだわれる性格の人がいいです。

デザイン画からその雰囲気を感じ取り、デザイナーが表現しようとしていることを汲み取る想像力も大切です。

●パタンナーになるためのスキル
パタンナーに必要なスキルについては、学校で勉強することができます。

ファッション業界に就職するのに必要な服飾史から、デザインや企画の作り方、それを立体的に表現するにはどうしたらいいのか(パターンメイキング)を学んでいきます。

必要な知識や技術は学べますので、それよりも、本人の持つ性質のようなものが重要になってきそうです。

パタンナーに関しては、しっかりとした知識が必要なため、独学では追いつかない部分があります。

学校に通い、授業を通して学ぶことが非常に多くなってくるはずです。

自分に合った学校選びをしていきましょう。

パタンナーとして世界的に活躍することもできます。